メタルギアソリッドは、1987年にMSX2で販売された「メタルギア」から始まる、現在も人気のゲームタイトルです。

このメタルギアソリッドシリーズの、「メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ」で、現在のSNS社会を標榜した、予言めいたセリフが出てくるということで話題になっています。

「メタルギアソリッド サンズ・オブ・リバティ」は、2001年に発売されたPS2ソフトですが、インターネット社会におけるポスト真実、監視社会、情報統制、インフォデミックの問題を予見したようなストーリーになっています。

それでは、メタルギアソリッド2の予言めいたセリフとはどのようなものか、ご紹介していきましょう。

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(予言めいたとして取り上げられているのは、4分56秒から6分10秒までの部分です。)

メタルギアソリッド2の予言が的中と話題!セリフや予言内容は?

引用:https://www.photo-ac.com/

メタルギアソリッド2で、ソリダス戦の前のブリーフィングが、今のSNS社会を予見しているとして、話題になっています。

その内容を、以下にご紹介します。

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

世界のデジタル化は、人の弱さを助長し、それぞれだけに都合の良い「真実」の生成を加速している。

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

社会に満ちる「真実」の山を見てみるがいい…。

情報は、人それぞれで捉え方も違えば、真実か欺瞞かも違ってきますよね。
情報の一部を隠すだけで、大きく意味が変わったりすることもあるし、重要な情報を隠して意義の薄い情報を強調するなんてのはよく見られる手法です。
そんな、微妙に違った情報は、どれも間違っているし、どれも「真実」と言えますね。
私たちは、その中から都合の良い「真実」を選んでいるだけです。

ローズローズ

高価な兵器が人道的に人を殺し―

アフガン攻撃やイラク攻撃の際に、ドローンが注目されましたよね。
アフガン攻撃はメタルギアソリッド2の発売よりも後のことだし、ドローンが注目されたのは、更に数年後だったと覚えています。
もっとも、軍事に詳しい人なら、もっと前にドローンの開発が進んでいることは周知だったと思いますが。

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

犯罪者の人権は被害者のプライバシーより丁重に扱われ―

犯罪者の人権が侵されやすいために、ガードが固くなりがちですが、被害者やその家族は、直接名誉棄損されることもないので、ガードが甘いものです。マスコミ等は、ガードの甘い方に手を出してしまいがちで、被害者や家族を追い詰めてしまうということはよくあります。昔から。
特に、昨今はSNSで簡単に情報を発信できるようになっているので、無責任なことを書き立てては、ガードの甘い被害者側を攻撃する人が増えていますよね。

ローズローズ

希少動物保護の寄付金が集まる傍らで、貧困に苦しむ人たちがいる…。

更に、寄付金が集まる動物は、人気のある動物に限ります。
誰が、絶滅危惧種のゴキブリに寄付金を投じるものか…ってね。

ローズローズ

誰もがこう言われて育つわ。

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

他人には優しくしよう。

ローズローズ

でも競争相手は叩きのめせ!

最近は、敵にも優しくしようなんて寓話がもてはやされたりしますよね。
この部分のセリフは、むしろ古い発想かもしれませんね。

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

「お前は特別だ」「信じていれば夢はかなう」

ローズローズ

だけど成功できる人間が一部だけなのは、初めから明らかよね…。

その影響で、諦め世代、草食男子なんて言われる世代が出来上がっちゃいましたね。
今は、その潮流も過ぎて、Z世代なんていわれる世代が台頭していますね。

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

君達が「自由」を「行使」した、これが結果だ。

これね。子供の頃から、よく言ってた。
「自由」と「権利」を一方的に言い立てる奴が多かったのよね。昔。
わがままにふるまった挙句、思い通りの結果にならないと、自由じゃないなんて文句言ってるやつ。
それは自由にふるまった結果だろ、と言っても、「自由なふるまい」が保護されて当然だと言ってるやつが多数派だったから、逆にこっちが「体制的だ」「自由じゃない」とかいって弾劾されてたけど。
最近は、そういうところ弁えている人が多いんじゃないのかな?

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

争いをさけ、傷つかないように、お互いをかばいあうための詭弁―

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

「政治的正しさ」や「価値相対化」というキレイゴトの名のもとに、それぞれの「真実」がただ蓄積されていく。

確かに、最近、こういう傾向って強くなっている気がしますね。
そのキレイゴトに合致しない奴は、攻撃されて当然という風潮も、昔より強くなってる気がします。

ローズローズ

衝突を怖れてそれぞれのコミュニティにひきこもり―

SNSの普及で、小さなコミュニティに依存しがちになっている問題って言うのも、SNSを語る上で良く上げられる話ですね。
2000年頃と言えば、掲示板やチャットがその役目を果たしていて、やっぱりそれぞれのコミュニティにひきこもりがちな人が問題になっていました。

ローズローズ

ぬるま湯の中で適当に甘やかしあいながら、好みの「真実」を垂れ流す。

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

かみ合わないのにぶつからない「真実」の数々。誰も否定されないが故に誰も正しくない

2000年ごろも、「ネチケット」なんて言葉が出来て、馴れ合いを奨励して、衝突を回避する文化がありましたね。今も昔も、コミュニティを荒らす迷惑者がいて、冷ややかに、遠回しに対処してきたものです。

ローズローズ

ここでは淘汰も起こらない。世界は「真実」で飽和する。

ロイ(大佐)ロイ(大佐)

それが世界を終わらせるのだ。緩やかに。

まぁ、ここまで行くと、オカルトな感じがしますね。いや、むしろ中二かな?
因みに、昔は中二なんて用語はありませんでしたが、中二的なものはたくさんありました。むしろ多かったんじゃないかな?
大体、「若気の至り」とか「思春期にありがちなアレ」といった表現がされていたと思います。
用語がなくても、それ自体はあったんですよ。

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まとめ

このように、2001年に発売された「メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ」のセリフの中に、現在のSNS社会の様子を言い当てた内容が詰め込まれているといったことが見受けられました。

…はい、ごめんなさい。ちょくちょく、茶々入れてましたよね。

だって、別に当時の社会から乖離したところもないんですもの。

私が、インターネットを使うようになったのは、ちょうど、2000年からなんですが、既に似たような風潮が見られていました。

Twitterもないような頃に、現在のSNSを言い当てているって言っても、当時は掲示板やチャットが同じような機能を果たしていたのですよ。2チャンネルも、今以上に活発で、無法状態だったしね。

近未来を意識して、当時の風潮を加速していけば、別におかしくない内容です。

でも、当時を知らない世代なら、「SNSもない時代に…」なんて思ったりするのも仕方のないことかもしれませんね。

でも、SNSという言葉がないだけで、何らかの形でコミュニティを作って、そこでの営みはあったんですよ。

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