竹内文書は、日本の古代に書かれたとされる文書で、神代文字で書かれたものを、武烈天皇の勅命で漢字カナ交じり文に訳した写本群と、文字の刻まれた石、鉄剣などの総称です。

竹内文書に、いくつかの教義を書き足したものが、天津教の聖典とされています。

かなり露骨な偽書で、近代オカルトの基礎を作ったと言われる本です。

そんな、話題の竹内文書について、竹内文書は信憑性があるのか?偽書なのか?その真実について詳しく迫っていきましょう♪

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竹内文書!真実の内容!予言は?

引用:https://www.photo-ac.com/

竹内文書は、近代オカルトの基礎を築いたというだけあり、なかなか打っ飛んだ内容になっています。
読んでて、面白い類なので、その内容をご紹介します。

大和朝廷以前の王朝

竹内文書では、神武天皇から始まる現王朝を「神倭朝(かむやまとちょう)」とよび、それ以前に「上古25代」「不合朝(あえずちょう)73代」「天神7代」があったとされます。
上古21代天皇がイザナギであり、その子にツクヨミ(別名スサノオ)がいるとされます。

イエスキリストの墓

青森にイエスキリストの墓なるものがありますよね。この元ネタになった話です。
イエスは、処刑されても死なずに、日本に渡来し、天皇に使えたとのことです。
イエスに限らず、釈迦などの大宗教教祖は、すべて来日し、天皇に使えたことになっています。

なんだか、ウリナラ説みたいですね。韓国や中国の人が、徳川家康は韓国が派遣した将軍だとか、坂本龍馬は漂流してきた中国人だとか言い出したらどう思います?

モーセの十戒

モーセの十戒は、ユダヤ人向けに定めた「表十戒」であり、「裏十戒」「真十戒」が竹内文書に記されているそうです。だったら、最初から三十戒にしてまとめときゃいいのに。

五色人

世界には、黄(アジア系)・赤(ネイティブアメリカンやユダヤ人)・黒(アフリカ系)・青(純血種はもういない)・白(ヨーロッパ系)の五色人がいたとされます。

上古2代天皇の16人の弟妹

上古2代天皇の弟妹、16名が全世界に散らばり、各国の指導者になったとされています。
彼らの名前は、今も地名として残っているのだとか。
「ヨハネスブルグ」「ボストン」「ニューヨーク」も、そんな地名なんだそうですが、随分最近に出来た都市ですよね。

桃太郎

約3000年前の不合朝64代の時代に行われた巡幸で、外的制圧をしたエピソードが、桃太郎の起源だとされます。

ムー大陸・アトランティス大陸

ムー大陸やアトランティス大陸を思わせる大陸陥没の記述があり、地図もあります。

ヒヒイロカネ

謎の金属ヒヒイロカネが登場します。というか、ファンタジーものに出てくるヒヒイロカネの元ネタです。「ミスリル」とか「アダマンタイト」の類だと言えば、ピンと来る人もいるんじゃないかな?

天の浮舟

天の浮舟は、UFOみたいなもの。
天皇は、それに乗って世界各国を巡業していたとされます。

予言

6500年後に地球は荒れ果て、人類が紛争や化学部室の乱用で存亡の危機に陥ったとき、もう一度天神が天下られ、五色人の世からやり直される。というような予言が書かれているそうです。
いつから数えて6500年後なのかは、よく分からないのですが、まだ先の話なのかな?
人類は、そこまで滅びずにいられるのやら。

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竹内文書は嘘?偽書?信憑性は?


内容からして、明らかに嘘っぽい竹内文書ですが、果たしてどれほどの信ぴょう性があるのでしょうか。

竹内文書は、武烈天皇に写本の作成を命じられたとする平群真鳥の子孫とされる竹内家に養子に入ったと自称する竹内巨麿が、存在を公開した文書です。

公開されたのは1928年3月29日。竹内巨麿は、この文書を聖典として、天津教を開いています。

竹内文書は、露骨なトンデモ内容なこともあり、偽書であるとされて、学界からは無視されていました。

竹内文書は偽書であるという発表もあり、それに対して名誉棄損だと反発、裁判にまでなったそうですが、「宗教上の問題に司法は入れない」というようなことから、無罪判決。まぁ、当たり前ですね。飽くまで信仰の問題ですから。

偽書として定着し、内容からも信憑性がないとされる竹内文書ですが、ムーみんみたいなオカルト好きのいいおもちゃになったようです。

竹内文書は、現政権にとって都合が悪いから抹殺されたのだとか、面白おかしく陰謀論が繰り広げられています。

 

まとめ

竹内文書は、5世紀当たりの武烈天皇の勅命で、写本にまとめられた、昭和初期くらいの文書です。

内容は、歴史というより伝奇といった感じのトンデモ本。

人類日本起源説や、世界の大宗教の教祖が天皇に仕えていたとか、天皇がUFOに乗って世界を巡業したなんてところまでくると、SFというよりファンタジーです。

変に真に受けたりせず、ネタ話のタネとして使う分なら、上質のフィクションが楽しめる傑作です。

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