
引用:https://www.ac-illust.com/
表紙に「大災害は2011年3月」と書かれ、東日本大震災を予言したとして有名になった、たつき諒「私が見た未来」。
多くの人が、興味をそそられ、読んでみたいと思いつつも、既に絶版。中古本に10万以上の値がついて、入手が困難なものとなっておりました。
そんな中、「私が見た未来 完全版」として、新たな予知夢の話も付け加えられて刊行されましたね。
多くの人のモヤモヤが解消されたことだと思います。
でも、色々と調べているうちに、旧版の「私が見た未来」と、「私が見た未来 完全版」では、収録作品からして大きく変わっていることが分かりました。
収録作品的には、むしろ完全版は「不完全」なのでは?なんて思ったりしたのですが・・・
この記事では、「私が見た未来」の旧版と完全版の違いを確認し、収録作品を比較、収録作品が変わった理由などを考察していきます。
あくまで、一個人の考察なので、「そんな考えもあるんだな~」程度に捉えてくださいね。
╲クーポンが使える電子書籍がダンゼンお得♪╱
★「私が見た未来」関連トピックス★
私が見た未来完全版と初版の違い?収録作品が違う?
「私が見た未来」たつき諒
2025年7月5日AM4時18分に
太平洋から大津波が来る。 pic.twitter.com/ImJheUlDXx— たまぴょん (@tama_pyon) April 10, 2022
「私が見た未来」と、「私が見た未来 完全版」には違いがあります。
そりゃ、「完全版」って名を打つくらいだし、2025年の予知についても書かれてるんだから、内容は変わるでしょ…なんていわれそうですが、実は、収録作品も大きく変わっているんです。
「私が見た未来」と「私が見た未来 完全版」の収録作品
「私が見た未来」と「私が見た未来 完全版」に収録された作品を見比べてみましょう。ネタバレを含むので、気になる人は注意してくださいね。
なお、「私が見た未来」については、読んだことがあるわけではなく、ネットで調べた程度の情報なので、勘違い等あるかもしれません。
私が見た未来 | 私が見た未来 完全版 |
磁場
:作者の姉の話。 |
夢のメッセージ
:作者の予知夢の話。 |
伝えられたメッセージ
:作者の姉の話。 |
私が見た未来
:作者の予知夢の話。本題。 |
霊がいっぱい
:登山中、道に迷い、なんとか山小屋の人に発見してもらいます。でも、山小屋の人から霊がいろいろと報告されている話を聞いて… |
「夢日記」解説
:作者が付けていた夢日記の解説。 |
彷徨う霊たちの話
:作者の体験談 |
縁の先
:初版にも収録されている、作者の守護霊の話。 |
夢の跡
作者の友達の役者仲間の話 |
小さなカラの中で
:地下鉄から出られない地縛霊。 |
白い手
:作者の友達の話 タンスに付いた霊のために、物事がうまくいかなくて… |
浮遊霊
:外から来たものには、浮遊霊がついてきているかもしれないよって話。 |
私が見た未来
:件の予知夢の話。 |
地下街
:地下街で、関東大震災の被災者の霊に合う話。 |
縁の先
:作者になんかとんでもないものが守護霊として付いているという話。 |
冥界の壁
:作者の友達の体験談。 |
もう一人の自分
:ドッペルゲンガーネタ。 |
|
闇の中へ…
:山中の道で、道路が行き止まりになっている。引き返そうとすると、今まで通ってきた道がなくなっている。それに似た話って、他にもないかな?という話。 |
|
そんな馬鹿な
:夜、友達から電話がかかってきたけど、実はその時、彼は死んでいた…という話。 |
|
雨月物語
:雨月物語の浅茅が宿のコミカライズ。 |
収録作品を見比べると、同じ作品は「私が見た未来」と「縁の先」の2作品のみです。
初版には、作者が登場する体験談的な話が多いのが特徴的ですね。
復刻版である「私が見た未来 完全版」において、何故、収録作品のほとんどを入れ替えてしまったのか、不思議な感じがします。
私が見た未来完全版との違い!まとめ
引用:たつき諒「私が見た未来 完全版」p12-15目次
「私が見た未来”完全版”」とありますが、収録マンガ作品で初版と一致するのは、「私が見た未来」と「縁の先」の2作品のみとなります。
そして、「私が見た未来 完全版」では、「夢日記」解説があります。夢日記や表紙に書いた予知夢、2025年7月の予知夢など、本人によって解説されています。
「私が見た未来」の収録作品は、以下の通りです。
- 磁場
- 伝えられたメッセージ
- 霊がいっぱい
- 彷徨う例たちの話
- 夢の跡
- 白い手
- 私が見た未来
- 縁の先
初版に収録された作品は、全てたつき諒先生の体験談。現代風に言えばコミックエッセイみたいなものです。(当時は、コミックエッセイなんて言葉なかったよね)
当時は、「予言」というよりも、「霊感」を前面に出していたことが分かりますね。
「私が見た未来 完全版」の収録作品は、以下の通りです。
- 夢のメッセージ
- 私が見た未来
- 「夢日記」解説
- 縁の先
- 小さなカラの中で
- 浮遊霊
- 地下街
- 冥界の壁
- もう一人の自分
- 闇の中へ…
- そんな馬鹿な
- 雨月物語
折角なので、単行本未収録作品や、絶版作品を収録したようです。
「私が見た未来完全版」手相の違い!意味は?
このほかにも、尾崎豊の死去や、阪神淡路大震災の夢等もあるのですが、正直、こじつけっぽく見えるので上に挙げることは控えました。
気になる方は、ぜひ、たつき諒「私が見た未来 完全版」でご確認ください。
大体、夢を見た日付の5年か10年後の同じ日付に事件が起こっていることが多いです。
ちなみに、表紙では、左手で左目を隠しているように見えますが、これは単に手相を見せたかっただけだそうです。
インド旅行で、サイババと同じ手相だと知り、それを見せてみたかったのだとか。
実はこの手相、旧版の時から生命線が長くなっており、その変化を示す意味もあります。
あと、前作の旧版の表紙で流していた涙が、「完全版」では消えていますよね。
などなど・・・旧版のころでは、心身ともにボロボロになっており、未来に悲観的になっていたそうだとか?!
でも、今は夢の内容を伝えることで大災害を乗り切るきっかけになるかもしれない等、予知夢を前向きにとらえることが出来るようになり、未来が明るく見えるようになったことからきているそうですね♪
╲クーポンが使える電子書籍がダンゼンお得♪╱
<都市伝説・予言!人気関連記事>
>>ゲッターズ飯田占い!2022予言!12月年末~年始に何がおこる?
>>聖徳太子が予言した未来記があたっていると話題!2030年に何がおこる?クハンダとは?
>>予言マンガ「ヤマタイカ」の予言が的中と話題!富士山噴火や地震は?
私が見た未来 収録作品なぜ違う?理由を考察
引用:たつき諒「私が見た未来 完全版」
「私が見た未来 完全版」の収録作品のほとんどが、初版から差し替えられていることを知った時は、ちょっと残念な気持ちになりました。
初版を再現している訳ではないのね…と。
話題になって、読んでみたかったものだから、どんな内容なのか気になっていたんですよ。
でも、なんだって、収録作品を変えてしまったのだろうと考えているうちに、自分なりにその理由を思いついたので、書いていってみたいと思います。
これは、あくまで一個人の考察なので、あまり真に受けたりしないでくださいね。好き勝手なことを書き散らして、的が外れていることもあるだろうと思います。他の意見とかあったら、教えていただけますと、幸いです。
未収録作品を世に出したかった
まぁ、素直に考えれば、これですよね。
たつき諒先生としては、単行本未収録作品がたくさんあったから、この機会に単行本に入れて世に出したというのは、自然な流れでしょう。
既に絶版となった初版の作品は、入手困難で、人の目に触れにくくなっているのですが、それでも1回は単行本に収録されているので、良しといった所かな?
完全版は、「予知夢」に焦点を当てたかった
初版の「私が見た未来」は、「予知夢」を扱った1冊という訳ではありません。
複数収録している短編のうち、「私が見た未来」を表題作としているだけです。
なので、収録作品は、ホラーマンガとして、「霊」を取り扱ったものが多く、作者の体験談的なマンガでも「霊」を扱っています。
「私が見た未来 完全版」に期待されているのは、予知夢・予言の本としてです。
でも、作者が出てきて「霊」の話をしていると、どこか印象がブレてしまいますよね。
作者自身は、マンガの登場キャラとして「私は霊感ないですよ」なんて言ってますが、作者の予知夢が「霊感」の一端と取れそうなところもあります。
そういう意味では、作者の登場する「霊」のお話は、邪魔だったのかもしれません。
初版を読んでないので、無責任な憶測を並べますが、初版では「予知夢」は霊感の一端として扱われていたのではないかと勝手に推測します。
もしそうだとすると、「予知夢」の本として売り出したい出版社側には不都合な内容です。
そこで、印象操作のために、収録作品を差し替えたという所ではないでしょうか。
念のため、これは無責任な憶測で妄想を膨らませた考察です。そんなこと考えてるヤツもいるんだな…くらいに流してね。
作者にとって黒歴史…
作者は、「私、霊感ないですよ」なんて言ってますが、初版では体験談的な内容で「霊」の話を書いています。
これまた、初版を読んでいない無責任な憶測ですが、もしかしたら初版のマンガでは作者が霊感をほのめかす表現がちらほらあったりするんじゃないでしょうか。
当時は若かった作者も、「私が見た未来 完全版」の頃には、70手前の分別あるお年頃です。
流石に、「霊感」とかオカルトどっぷりなのは、恥ずかしいのかもしれませんね。
「うわっ、私、こんなことも書いてたんだっけ・・・」とか赤面しながら読み返してるかもしれません。
※書いてるヤツの妄想です。
作者にとっての、所謂、「黒歴史」というのになってたのではないかと愚考する次第です。
こっぱずかしいから、この辺の作品はなかったことにして!ということで、この辺の収録作品をなかったことにしたのではないでしょうか?
繰り返しますが、これは無責任な憶測で妄想を膨らませた考察です。そんなこと考えてるヤツもいるんだな…くらいに流してね。
以上、『私が見た未来完全版』について前作との違いやいきさつについての考察などをまとめてみましたが、まだまだほんの一部!
『私が見た未来完全版』をもっと詳しくは知りたいと思った方は、本書で確認してみましょう♪
現実世界とリンクする部分が出てきて・・・さらに考察するのが楽しくなりますよ♪
Amzonpayが使える!ラクラクお買い物♬
★私が見た未来完全版をお得に見るには?
♪おすすめは電子書籍!♪
電子書籍が読める「ebookJapan」では、初回ログイン時に「初回ログインでもらえる50%OFFクーポン」がもらえるので、お安く読むにはおすすめです。
このクーポンは、500円を上限に、購入金額を50%OFFにするクーポンです。6回まで使えて非常にお得なクーポンとなっています♪
電子書籍で「私が見た未来完全版」を購入するなら、「ebookJapan」このクーポンを利用して読むのが大変お得です
「初回ログインでもらえる50%OFFクーポン」は、有効期限が60日なので、お早めにご利用ください。
ですので・・・eBookJapanで「私が見た未来完全版」をお得に読むなら「初回ログインでもらえる50%OFFクーポン」を使って、最大割引(2,500円引き)で読んじゃいましょう♪
╲クーポンが使える電子書籍がダンゼンお得♪╱
まとめ
「私が見た未来」と「私が見た未来 完全版」の収録作品に違いがあることから、
妙な妄想を働かせて、「出版側による印象操作」とか、「作者が黒歴史を封印した」とか、勝手な妄想を書き散らしております。
阿保で勝手なことを書き散らしてしまいました。たつき諒先生ごめんなさい。
これは、あくまで筆者の考察に過ぎませんので・・・